研究室担当授業科目および内容
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専攻教育科目

4002 固体力学 2単位 必修   笹岡孝司
     2年前期、毎週2時間
  
 授業の目的



  地下空間を形成する岩盤や構造物の中に発生する力と変形を究明する岩盤力学・構造力学、 構造物を構成する鋼やコンクリートなどの性質を究明する地盤 力学などは、いずれも地球環境工学における重要な専門基礎科目である。この講義では、以上の専門基礎科目の理解を助けるため、履修に先立ち、その基礎とな る弾性力学および剛体力学を中心とした固体力学の必要最小限の基礎的事項を修得する。

 授業計画
  1.固体力学とは、力の定義
  2.応力(定義、つり合い式、主応力)
  3.モールの応力円、ひずみ(定義、適合条件式)
  4.応力−ひずみの関係式、弾性構成方程式
  5.二次元弾性論の基礎(平面応力、平面ひずみ)
  6.エアリの応力関数
  7.二次元問題の例

 成績評価
  期末試験の成績の他に、出席点や必要に応じて課す小テストや課題レポートなどの平常点を加えて、総合評価する。

 教科書
   「固体力学」園田佳臣・島田英樹、2005、共立出版

 副読本・参考書
   「弾性論」ティモシェンコ・グーディア(金多 潔訳)、1987、コロナ社
 

4605  岩盤工学    2単位 必修   島田英樹
     2年後期、毎週2時間

 授業の目的


地殻中の有用鉱物やエネルギー資源を採取するためには、必要な大きさの空間を地殻中に設ける。この空間を安全で経済的にかつ効率よく掘削し、維持管理する上で必要な、地殻を構成する”岩”の力学的な応答を理解するための基本的な考え方を学ぶことを目的とする。

 授業計画
   1.ジオメカニクスとは
   2.岩盤の構造
   3.岩盤の強度と変形性
   4.岩盤中の応力とその計測

 評価方法
   期末試験の成績の他に、出席点や課題レポートなどを考慮し、総合的に評価する。

 参考図書
   「岩石力学入門」 山口梅太郎・西松裕一 (1991,東京大学出版会)
   「Introduction to Rock Mechanics」 V.S.Vutukuri & K.Katsuyama (1994,Industrial
      Publishing & Consulting,Inc. Tokyo)

 
4615 地下空洞設計法    2単位 必修   島田英樹
     3年前期、毎週2時間

  授業の目的


   地殻中の有用鉱物やエネルギー資源を開発する上で必要な岩盤工学上の種々の問題を取り上げ、岩盤構造物を設計、施工する上で必要な手法を理解することを目的とする。

  授業計画
    1.岩盤空洞周辺の応力
   2.岩盤斜面の安定性
   3.岩盤中の不連続面の力学
   4.岩盤中の水の動き
   5.岩盤構造物の数値解析

 評価方法
   期末試験の成績の他に、出席点や課題レポートなどを考慮し、総合的に評価する。

 参考図書
   「岩石力学入門」 山口梅太郎・西松裕一 (1991,東京大学出版会)
   「Introduction to Rock Mechanics」 V.S.Vutukuri & K.Katsuyama (1994,Industrial
       Publishing & Consulting,Inc. Tokyo)
 

4617/4618 資源システム工学実験第一/第二 各1単位 必修  濱中晃弘
     3年前/後期、毎週3時間

   実験の目的


 講義で習った岩盤工学の基本的な考え方を実際の岩石や試験方法で確実に理解することを目的とする。

  実験計画
   1.序論・実験の目的と意義
   2.岩石供試体の作製
   3.岩石の物性試験
   4.岩石の圧縮試験
   5.岩石の圧裂引張試験・点載荷試験
   6.岩石の衝撃破砕試験
   7.摩擦鉄柱の性能試験
   8.セメントの粘度試験
    9.地盤の一面せん断試験

  評価方法
   レポートの内容および出席点を考慮して総合的に評価する。

 
4628 地圏開発システム工学    2単位 選択   笹岡孝司
     3年後期、毎週2時間

  授業の目的


  地圏開発システム工学とは、岩盤構造物を設計、施工する上で必要な理論および数値解析の基礎を理解する学問である。特に数値解析の中でも応力解析における 有限要素法は近くの有用鉱物やエネルギー資源を開発する上で広く利用されている。本授業では、地下利用システムの基本概念や将来構想、最新技術とともに、 地下空間の設計に利用される有限要素法の基礎原理や適用例を学ぶ。

  授業計画
   1.地下利用システム概論
   2.エネルギー原理
   3.岩石の破壊基準
   4.岩石の破壊靭性
   5.レオロジーモデル
   6.応力解析における有限要素法

  評価方法
     期末試験の成績の他に、出席点や課題レポートなどを考慮し、総合的に評価する。
 
     参考図書
    「岩石力学入門」 山口梅太郎・西松裕一 (1991,東京大学出版会)
      「Introduction to Rock Mechanics」 V.S.Vutukuri & K.Katsuyama (1994,Industrial
        Publishing & Consulting,Inc. Tokyo)
 


   「資源工学倫理およびマネージメント」   2単位  必修   島田 英樹 ・笹岡 孝司
        学部2年 後期 

     授業概要  
        資源産業に携わる技術者は、産業の社会との関わり合いの多さから、確固たる倫理感とマネージメント能力が求められる。
       そこで、本講義では、多くの事例研究によるディスカッションを中心として、倫理感の養成とマネー ジメントについてのより深
       い理解を得させることを目的としている。
   
     授業計画
        1・  倫理と社会
        2・  組織の中の技術者   技術者のアイデンティティ  説明責任    製造物責任
        3・  リスクとヒューマンエラー  費用−便益分析  内部告発 
        4・  知的財産権  技術者資格の国際的相互承認  グリーバルかと価値観の多様性  予防原則  技術者と環境
        5・  最近の国内のニュースから考える専門技術者の倫理的問題
        6・  日本あるいは世界の出来事から考える(工業)倫理の問題
        7・  さまざまな事例によるディスカッション

    評価の方法
        期末試験の成績の他に、出席点や必要に応じて課す小テストや課題レポートなどの平常点を加えて、総合評価する。

     テキスト・小出泰士:JABEE対応技術者倫理入門,丸善
     参考書 ・C.E.Harris他著:科学技術者の倫理(日本技術士会訳編),丸善


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大学院教育科目
 

M1551 岩盤工学特論第一 2単位   島田英樹
         1年前期

     授業の目的


 地殻中の有用鉱物資源やエネルギー資源を開発し、また地下空間を高度に利用する  上で必要な岩盤工学上の種々の問題を取り上げ、岩盤構造物の設計、施工する上で必  要な最新の工学的手法を理論的に理解するとともに修得することを目的とする。

  授業計画
   1.応力解析法
   2.岩盤の工学的評価法
   3.地山応力の各種測定法
   4.地下空洞設計法
   5.空洞支評価方法

  評価方法
    レポートの内容および出席点を考慮し、総合的に評価する。

     参考図書
    授業に必要と思われる文献は随時配布する。 
 

M1552 岩盤工学特論第二 2単位   笹岡孝司
         1年後期

   授業の目的


 「岩盤工学特論第一」に引き続き、地殻中の有用鉱物やエネルギー資源を開発し、また地下空間を高度に利用する上で必要な岩盤工学上の種々の問題を取り上げ、岩盤構造物の設計、施工する上で必要な最新の工学的手法を理論的に理解するとともに修得することを目的とする。

  授業計画
   1. 岩石破壊力学の基礎と応用
   2. 地盤力学の基礎
   3. 構造力学の基礎
   4. 岩盤浸透流解析
   5. 岩盤の高度利用

  評価方法
    レポートの内容および出席点を考慮し、総合的に評価する。

     参考図書
    授業に必要と思われる文献は随時配布する。 
 

M1553 開発機械システム工学特論 2単位   島田英樹
         2年前期

  授業の目的


 地殻中の有用鉱物やエネルギー資源を開発し、また地下空間を高度に利用する上 で必要な各種開発機械における種々の問題を取り上げ、作業能率、機種選定や作業システムに関する最新の考え方を理解することを目的とする。

  授業計画
   1.削孔機械
   2.トンネル掘進機とシステム
   3.坑道掘進機とシステム
   4.岩盤の完全機械化採掘システム
   5.開発機械の機械化・自動化

  評価方法
    レポートの内容および出席点を考慮し、総合的に評価する。

     参考図書
    授業に必要と思われる文献は随時配布する。 


M1554/M1555 岩盤工学特論実験第一/第二 各1単位   笹岡孝司
         1年前/後期

  実験の目的


 講義や演習で習った岩盤工学の考え方を実際の岩石や試験方法で確実に理解し、岩盤構造物の設計、施工する上で必要な工学的な手法を実験により修得することを目的とする。

   実験計画
    1.岩石の強度試験
   2.岩石の破砕性・穿孔性試験
   3.岩石の破壊靭性試験
   4.石英、長石含有率の測定
   5.切削ビットの摩耗試験
   6.軟弱岩石のスレーキング試験
   7.現場岩盤分類
   8.空洞の変形・破壊試験
   9.土質試験

  評価方法
    レポートの内容および出席点を考慮して総合的に評価する。

  参考図書
    「岩石力学入門」山口梅太郎・西松裕一(1991,東京大学出版会)
   「Introduction to Rock Mechanics」V.S.Vutukuri & K.Katsuyama
    (1994,Industrial Publishing & Consulting, Inc. Tokyo)


M1582     「地球資源システム工学特論第二」2単位   島田英樹
                        2年後期

   授業の目的   資源システム工学に関わる研究を行った結果を講演要旨にまとめ発表する。

   授業計画
      1・ 研究テーマの選択
      2・ 研究の遂行
      3・ 研究結果の総括
      4・ 各種学会,研究会での発表

    評価の方法
      各種学会,学外者を含めた研究会等で発表した学生に対して,指導教員が判断して単位を認定する。

    教科書・参考書
      各担当教員が提示する。


M1585      「地球資源システム工学演習第二」 2単位   島田英樹
                      2年前後期

  授業の目的
    教員の指導のもとで,実際のテーマについて調査・実験・研究を行うことにより,
                        問題設定能力・解決能力を修得し,高めることを目的とする 。

  授業計画
     1・ 研究テーマの選択
     2・ 研究の遂行
     3・ 研究結果の総括
     4・ 修士論文の作成
     5・ 研究成果の発表,討論

  評価の方法
     日常における研究の取り組み方や修士論文の内容,および最終報告会での報告内容等が
     評価対象となる。評価の割合は,日常的な研究への取り組み,修士論文の内容および
     最終報告会での試問結果により総合的に判断する。

   教科書・参考書
     研究室の指導教員が提示する。


M1592      「資源システム工学国際連携特論」  2単位       島田英樹
                     1年後期

    授業の目的
      英語による講義を行い,資源システム工学に関する国際的な研究動向を修得するとともに,
      地球的視点にたって,物事を遂行する能力を養う。

    授業計画
       1・ Mining Technology(佐々木)
       2・ Rock Engineering and Mining Machinery(島田)
       3・ Mineral Processing, Recycling and Environmental Remediation(笹木)
      

    評価の方法
       出席点と授業に関連したレポートの結果を総合して評価する。

    教科書・参考書
       資料を配布する。


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